還暦+1になるこの年、一週間後には前立腺癌の検査があります。元気な内にやりたい事はやろうと愛馬シャドウの車検の無い年を選んで行く冬のバイクキャンプへと今年は出かけました。
病平癒なんて気はなかったはずが立てた企画は伊勢神社仏閣巡りキャンプ。もろ神頼みですね。一人旅と思っていたら若者(50代)二人が参加表明。ではどんな旅になりましたかご覧下さい。
HP担当 団栗村の住職さん
団栗村の住職さんの懐メロを歌う渡り鳥シリーズ33・伊勢神社仏閣巡り海鮮鍋キャンプ旅
神々の住まう伊勢へ神社仏閣巡りの旅へでた三人であったが、外宮に入った途端に住職さんが偽神様に代化身。慌てた同行二人は退治せねばと内宮の天照大神様の元へと走ったのです。果たして天罰やいかにいぃぃ~!
集合は御在所SA、行く先々でハーレーロードキングが質問攻めぇ~!
1月19日
御在所SA、伊勢方面へ行く時はいつもここへ集まります。我が家から近いので食事をしてからスタートが基本でしたが色々と用事があり朝食はSA内の宮きしめんで取りました。 目に付いたのはカレーきしめん、カレーうどん大好き人間なので良く食べます。 これっ「うみやぁー」です。 |
ando-コジコジさんは購入間もないカワサキバルカン400クラシックでやって来ました。自作の荷受けはカブの物を流用して作成、優れものですよ。
もう一人の同行者はハーレーロードキングのnozakiさん、御在所でも嬉野PAでも観光バスの乗客の質問攻めに遭ってましたね。「俺もよおぉぉ~ウィィッ・・・昔陸王によおぉ~ウィィィッ乗っててよおぉぉ~」なんて上機嫌の親父さんは楽しい存在ですよ。
のんびりと高速道路を走って伊勢外宮へ参拝だ!
午前10時30分、高速を伊勢西で降りて伊勢神宮外宮へ到着。駐車場に入ると右手に小さいがバイク用の駐車帯があり直ぐに停められた。 | |
四輪車はご覧の通りの数珠つなぎだ。一台出ると一台停められるって感じだね。ご苦労様です。 | |
玉砂利を踏みしめて参道を歩き正殿を目指します。私は40年ぶりの外宮ですがカワサキバルカンのando-さんは初伊勢神宮デビューなんです。 | |
正殿に着き参拝しました。家内安全や家族の健康に交通安全を祈願、ところがnozakiさんからここはお礼を言う場所でお願いするのは別にあるよとの指摘。 ガアァァ~ンッ何も知りませんでした。今まで宝くじが当たらなかったのはそのためか・・・と反省。 |
|
正殿を参拝後は外宮敷地内にあるせんぐう会館へ寄ります。式年遷宮があってからTVなどで紹介されてましたから一度は来たかったんです。 館内は撮影禁止で画像はないのが寂しいですね。写真はまがたま池に浮かぶ奉納舞台です。 |
昼食はやっぱり伊勢うどん
外宮の駐車場から表通りを見たら伊勢うどんの看板が目に入った。立ち寄ったお店は伊勢うどん専門店、私はとろろ芋付きを食べる。他の二人は伊勢うどん玉子入りでした。 |
大渋滞の中を猿田彦神社へ
伊勢西ICを潜って猿田彦神社へ行くのだがICを超えた途端に大渋滞。内宮参拝の車列に巻き込まれてしまったようだ。 車一台分動いては停止を繰り返し、猿田彦神社の路地が見えたところで裏道から伊勢ICへと出て南勢バイパスから神社へと入る。こちらは道路はガラガラでした。 駐車料金無料、私は初めての参拝です。 |
今日の参拝予定終了でキャンプ地へ行くぞおぉ~!
猿田彦神社を後にして県道32でスカイライン入り口を素通りし志摩路トンネルを抜け天岩戸への分岐点も通過。志摩半島の水源地神路ダム沿いを走る。 この辺りは結構走りが楽しめます。時間があれば天岩戸へも皆さん一度お寄り下さい。私は以前行きましたが・・・・・ 磯部町からR167、阿児町からR260で途中の酒ビッグでビールを買い、大王町のスーパーで鍋の食材を仕入れました。 |
大王町のスーパーを出てR260を走っていれば登茂山公園の案内があり、右折して10分程でキャンプ場着。 基本的には決められたテントサイトへ設営し焚き火は焚き火サイトでするのだがキャンプ場のご好意で他に利用者がいないので自由に使用させて貰えた。 ただテントの側で焚き火をしたいとの希望にテントは張れない焚き火サイトでの設営を許可して頂けた。ありがたい感謝です。 但しあくまでご好意なので今後利用される方は節度ある対応を望みます。 |
|
個々にテントの設営が終わり焚き火場所の側に食事場所の準備をした。 ando-さんが手際よく用意してくれて大助かりです。 |
|
キャンプ場着は午後2時と早かったので午後3時30分にバイクで5分とかからないアクアヴィラ志摩へ日帰り温泉を頂に行く。 豪華なホテルで駐車場も広い。ando-さんのバルカンには取り外しのできるカブの荷台を流用したキャリアが装着されていた。 これは優れものだよね。 |
|
入浴が終わり早めに出た私は火照った体をテラスで冷ましていた。 英虞湾の入り組んだ景色が素晴らしい。 |
|
午後5時頃より海鮮鍋での宴を開始とする。私の乾杯の音頭てゆっくりと時間を過ごす。 ando-さんは飲めないがお付き合いしてくれて感謝です。 管理棟のおやじさんが軽トラで焚き火を運んで来てくれて大助かり。色々とお喋りをしてくれて嬉しかったね。 |
|
普段はプリン体カットのビールを飲んでますがプリン体カットのビールの前に自分へのご褒美とアサヒスーパードライを頂きます。 その後はキリン濃い味に切り替えましたよ。このキリン濃い味は名古屋ではもう流通してないのが残念です。 |
|
本日のメニューは海鮮キムチ鍋です。食材は鶏だんご、牡蠣、玉子、白菜、うどん、生しいたけ、キムチゲ用スープ、あげ、えのき茸、塩銀さけ甘口切り身、ブラックタイガーえび、豚肉細切れ、ごはん、豆腐、白ネギ。 以上をぶち込みます。体が温まっておいしかったですよ。締めはうどんとしてご飯は明日の朝に雑炊とします。 |
|
「濡れるといかんで中へいれてても良いよ」との言葉に炊事場の屋根の下へ停めさせて貰えました。これで夜露も安心です。 本来はオートキャンプ場では無いので荷物の積み卸し後は管理棟前の駐車場へ移動が基本です。 調理はando-さんがやってくれてました。申し訳ない。 |
|
鍋料理も明日の雑炊分だけ残して焚き火の用意です。これだけテントから離れていれば飛び火でテントに穴が空く事もないでしょう。 そう考えるとテントサイトと離れている方がベストなんだよね。次回は焚き火台だけ移動させてやる事にします。 |
|
私が用意したロゴスの焚き火台Lサイズ。ando-さんもMサイズを持参してました。 独りでやるならMサイズが良いよね。 焚き火サイトの中なので安心して行えます。 当直のおやじさんが挨拶に訪れ私とご同業との事、アルバイトで当直をしているそうです。業界の色々な話を楽しませて貰えました。 後で再び来て薪の差し入れをしてくれたのが嬉しかったね。志摩地方の人情に感謝してのキャンプです。 |
|
焚き火を囲んで飲みながら聴く歌は懐かしのフォークソング特集でした。 夜中じゅうのnozakiさんの独演会にトイレに起きるとando-さんのテントが離れた闇の中へ移動していてビックリ。 空を見上げても雲が多くて星空は見られませんでしたね。 |
1月20日
午前7時起床し早々にシュラフやエアーマットを片付ける。まだ二人は夢の中、さてさてキムチ雑炊の用意をしましょう。
キャンプ場に日が昇る。シーンと静まりかえってます。
昨夜の残りを温めて雑炊を作ります。サトウのご飯も温めようとしたんですが他のガスバーナーが冷えて点火せず、私ので交互にやりました。 足がかなり薄口になってました。キムチの素を持ってくるべきでしたね。 |
|
nozakiさんは二日酔い気味で余り食べられずでした。私は四杯お代わりしました。不思議とキャンプでは朝飯が旨いんだよね。 | |
ando-さんのワンタッチテントは片付けもワンタッチ、「あっ」と言う間に終了です。 | |
片付け後にando-さんも雑炊をしっかり食べてました。私は雑炊は大好きです。増水は海抜0以下に住んでますから嫌な響きですけどね。 |
撤収完了しキャンプ場を見て周りました。一番高台にあるサイトからは英虞湾が見られます。ここは4~5回目の利用ですが晩秋に東屋の前で設営した事があります。 海を見下ろして東屋で飲むビールもおいしいですよ。管理棟へよりお礼を言って二日目のツーリングの始まりです。 |
まずは大王崎灯台見学だ!
いつもよりかなり遅い午前9時50分にスタートし大王崎灯台へと向かう。波切漁港の駐車場(有料)へ停め干物屋魚武さんで干物の土産を購入。 女将さんと親父さんに久しぶりに会い会話が弾んだ。「灯台見て来ます」と三人で歩き始めた。 |
|
狭い路地の登りには土産物店が立ち並び売り子さんの声がする。でも40年前に訪れた頃に比べると静だよね。 灯台をバックに二人を撮り灯台へ登った。大人200円。らせん階段は目が回るのでご注意を。 |
|
灯台から眼下を見ると漁をしている船があった「じぇじぇじぇ」である。海面から灯火まで46㍍もあるのだ。私が生まれた昭和29年の「ゴジラ」が推定30㍍だったからそれ以上の高さなんだと考えていた。????かな。 突きん棒漁をしていたと思う。しかし、底が見えるから凄い透明度だよ。 |
|
景色を眺めるnozakiさん、強風で髪が乱れている。私はその心配が無いのが嬉しい???。 |
干物屋魚武さんに教えて貰った裏道で漁港へ戻る途中の灯台を写す。こちらの方が味がある気がした。ゴジラがひょこんと顔を出したら面白い・・・かな。 | |
本当に狭い急な階段と家並みの織りなす光景は絵になるような感じだ。波切漁港をこちら側から初めて見る。 |
波切漁港の駐車場、三年前ぐらいからできたよね。それまでは網干し場だったもんね。真ん中の瓦屋根の母屋は味がありますよね。
喫茶店によりパールロード経由スカイラインへ!
R260へ戻り給油後に喫茶伊多里屋(字が違うかな?)で地元のお客さんの世間話を片耳で聞きながら熱いコーヒーを味わった。 コーヒーを傾けながら外を見ていた。 |
|
阿児町から志摩パールロードへとハンドルを向け爽快な海辺の山岳路を楽しむ。開けた所では強風にあおられてひやりとする事しばし。 鳥羽展望台は風が吹き荒れていてグラブが飛ばされそうになる。危うく崖下へ・・・。 |
|
浦村町から鳥羽市内へと走り伊勢志摩スカイラインを駆ける。料金所で山頂レストランでの抽選券を貰ったのでまずは山頂へ。 抽選は外れてボールペンをゲット、誰もただではくれませんからね。朝熊山の展望所からの鳥羽市内一望は見応えありでした。 |
朝熊山金剛證寺参拝
あれだけ風の強かった山頂から少し下り訪れた金剛證寺は山影にあるのかまったくの無風でゆっくりと参拝できました。これも仏様のお力かも・・・ありがたい。
三度目の参拝となる私ですが本殿へブーツを脱いで上がるのが面倒でお賽銭を入れて外から参拝。その失礼が祟ったのか線香を上げるお堂の張りでしこたま頭を打ちました。境内にガァーン、いやいや鐘のごとくゴオォォォ~ンでした。バチが当たったんだね。
最後に伊勢神宮内宮へ参拝
伊勢志摩スカイラインを内宮方面へ下れば内宮は直ぐ。平日のためか交通規制も無くバイクは宇治橋のロータリーのいつもの場所へ楽々駐車。「キーが抜けないぃ~」とando-さんが叫ぶ。 宇治橋を渡り玉砂利を踏みしめて参道を歩く。お清め場がいっぱいで五十鈴川で手を洗う。「誰だぁ~足を洗え心を清めろって奴わ」「あっ天の声だ」・・・反省しつつ正殿に参拝しました。 |
昼食はおかげ横町のラーメン店で
参拝後はおかげ横町で昼食タイムです。があぁ~丁度お昼時でどこも満員、ところがどっこい一軒のラーメン店がガラガラで入店???でしたが注文したニンニクラーメンは大当たりで美味しかったですよ。
五十鈴川を見下ろせる野外テラスでの食事は寒くても気分最高でした。食後は歩きながらつまみ食い、伊勢豚くしトンの味は???無理して食べなくても良いよ。松阪牛串もありましたがまだ高山の飛騨牛串や信州の牛串のがはるかに旨いです。
でも味って人それぞれですから各自のお好みだね。
伊勢志摩神社仏閣巡りキャンプルート図
帰路は伊勢西より高速へ入り安濃SAと御在所SAで休憩し午後5時30分、自宅着となりました。
諸経費
燃料代金 | 1.627円 |
高速代金 | 5.660円 |
食料代金 | 6.754円(キャンプ買いだし分とビール代、途中の飲食代含む) |
キャンプ代金 | 1.100円(バイク一台+大人一人) |
アクアヴィラ入浴代 | 1.050円 |
お土産干物代 | 3.500円 |
合計 | 19.691円 |
走行距離 | 一日目 186km 二日目206.7km 合計392.7km |