団栗村の住職さんの説法コーナー百三
数年前の忘年会でちろりん村の村長さんが「たまには宿へ泊まって豪勢にやろうよ」と叫んだ。それから数回、北陸への行き先未定のミステリーツーリングを企画。
が、拙僧の行いが悪いのか悪天候で中止や行き先変更ばかり。今回は数日前までは各地雨の予報がコロッと代わり北陸は快晴。
じやあぁぁ~行かなきゃ勿体(もったい)ないと旅立ちました。集まった五人のおじん達の運命やいかにいぃ~!

HP担当 団栗村の住職さん

おじんライダー宿旅物語Ⅱ・北陸越前三国あわら温泉、雪の九頭竜越え!

北陸旅イラスト
あわら温泉にある大江戸温泉物語あわらに潜入しようとした公儀隠密五人のおじんライダーであったが、大江戸を預かる強敵なぎなた女中隊に見付かってしまった。おじん五人の命運は尽きるのでありましょうか・・・・!

集合は秘密裏?に養老SAとした

養老SA二輪車置き場   3月16日
白い空に覆われた中、私は午前8時30分に名神高速・養老SAに到着した。丁度、ハーレーFLH1200のsaitoさんにくっつくように着。
購入したばかりのウェラブルカメラをセットしたが静止画像になっていた。グラブをはめたままでは難しい。ハーレーロードキングのnozakiさんも到着。
豚汁定食  SA内の食堂で私は朝食を頂いた。腹が減ってさあぁぁ~、朝はやっぱり納豆に白いご飯だ。それに豚汁があれば幸せだね。
食後、二輪車置き場へ戻るとトライアンフで夢屋さんが来ていた。 

トライアンフの夢屋さん
豊田市から参加の夢屋さんトライアンフサンダーバードTR65でやって来た。我が倶楽部主催の旧車ツーリングでは毎回お世話になっている。倶楽部会報の購読会員でもある。
夢屋さんとは初の一泊なので楽しみだ。

伊吹山麓から農道を走ります
午前9時過ぎにスタートし、関ヶ原ICで降りR365で伊吹山ドライブウェイ前を通過して農道へと左折。伊吹町~浅井町へ、大河ドラマお江の放映時は(にぎ)わっていたのを思い出す。
木之本の手前でR8へ合流して敦賀を目指す。

浅井町の農道を走るisikawaさん   農道で信号待ちはsaitouさん
動画のつもりが静止画を撮影した二枚。
浅井町付近を走るBMWisikawaさんとハーレーsaitouさん。 
琵琶湖沿いで休憩  賤ヶ岳トンネルを潜ると左手に琵琶湖が見える。トンネルを抜けると湖、どこかで聞いたような文章だが私は好きだ。
ショートカットするトンネルが工事中通行止めで旧道へと左折、(しばら)くぶりに湖沿いの走行を味わう。途中の広い路肩で休憩。
水の駅でトイレタイム  午前10時30分、水の駅でトイレタイム。敦賀まで走ったら左折して丹後半島か右折して越前かで話し合う。
まずは海岸の景色を見たいと気比の松原へ向かった。 

美しきかな気比の松原

気比の松原駐車場   記念撮影
 R8~R27と走り敦賀魚街信号から海岸ルートで気比の松原到着 駐車場の路面は砂が浮いて滑りやすい。記念撮影とする。 

しおかぜラインを走り越前へ
昼食は「越前蕎麦」の要望だったが、市内で入りそびれてR8方面へ。途中で左折ししおかぜライン旧、河野海岸有料道路)で越前へと行き先が決まる。

しおかぜラインの崖の上の喫茶店  しおかぜラインを走るも食事処は無く、(あきら)めていたら崖の上に建物と回転灯が光って回っているのが見えた。
こんな所に喫茶店があったんだなぁ~。 
ピラフとスパゲッティで昼食だ  ログハウスの店内からは日本海の眺望が良い。平日で暇なのか「ピラフとスバゲッティしかできないよ」と(さび)しいお言葉、でもお腹は満たしました。
越前蕎麦からピラフになったけどまっ良いかあぁ~!! 

喫茶店のテラスからの眺望
海岸線側にテラスがあり、そこからの敦賀湾の眺望が素晴らしい。次回はテラスでコーヒータイムとしたいものだ。

越前岬の奇岩、呼鳥門へ

呼鳥門ドライブイン  しおかぜラインから河野村へと出てR305の海岸線走行を楽しむ。点在する漁港を通り過ぎ海岸美や町並みの雰囲気を感じる。
呼鳥門(こちょうもん)の下を抜けると右手にドライブインがあるので休憩とする。 

呼鳥門をバックに記念撮影「あれっ一人いないぞ」
お昼ちょい過ぎに呼鳥門に到着し記念撮影。気が付いたらロードキングのnozakiさんがいない、土産物店で宿の情報を仕入れに行っていたそうです。

呼鳥門の土産物店でコーヒータイム
呼鳥門ドライブインの土産物店でコーヒータイムを取りながら宿をスマホでネット検索しあわら温泉の大江戸温泉物語あわらをゲットした。10畳一部屋四人のところを五人で割安で泊まれます。
本当は三国の土産物店などで情報を仕入れ、紹介して貰うつもりが便利になったもんです。初期高齢者になると宿は決めておかないと落ち着かないんだよね。

目指せあわら、楽しもうぜ!

給油待ちのハーレーFLH  三国の案内でR305を走っていたつもりが一本曲がり損ねて海岸線の道路へ。途中で給油してあわら温泉を目指した。
給油待ちをするハーレーFLH1200とsaitouさん
浴衣を選びます  午後4時30分、あわら温泉・大江戸温泉物語あわらへ到着。ナビの案内が終わっても看板が無く、トライアンフのkato-さんの「上、うえぇぇ~」と指さす先に(あおい)のご紋が燦然(さんぜん)と輝く建物が見えた。
まず受付はnozakiさんがやってくれ、各自好みの浴衣を手に取る。で、部屋行けばもう布団は敷いてあった。
バイクにカバーを  浴衣(ゆかた)に着替えて私とsaitouさんはバイクにカバーを懸けに駐車場へ降りる。あれ程多くいた車がなくなっていた????
さぁー露天風呂へいくぞおぉぉ~!!
午後6時頃に食事処へ行くが少し待った  かんぱーい   こっちもかんぱーい  並べると豪華です
 食事はバイキング、待たされました。 まずはかんぱーぃ! こっちもかんぱーい!!  料理を揃えるコツをnozakiさんより伝授(でんじゅ)された。豪華に見えるね。 

当初、バイキングはなあぁ~と余り期待してなかったんですが、ここのは旨いですよ。それにスタッフが元気で愛想が良く、余計に美味しく楽しく過ごせました。

二次会はカラオケだぜぇ~!

二次会のカラオケ
いやいや人生の先輩方の歌い慣れた姿に私もまだまだ頑張らねばと思う次第でありました。カラオケ終了後は部屋へ戻っての三次会です。何時まで飲んで旅とバイクの話に盛り上がったか記憶が・・・・。



3月17日
昨夜、カワサキバルカンに乗るコジコジさんが朝ホテル前で合流するとの連絡があった。ゆっくりしようと朝湯を楽しみ食事の時間を待った。

朝食を楽しむ  和食が中心  朝食のバイキングでは自由席になっており各自好みの食事スタイルを楽しんだ。
nozakiさんは手慣れたものでバランス良く和食中心。isikawaさんも納豆や味噌汁焼き魚と健康志向だね。でも朝はガラガラに空いていたよね。 

ホテルの前で記念撮影だ!

ホテル前で記念撮影
ロビーでコーヒーを飲んだりしてゆっくりし、ホテル前で記念撮影。でも合流予定のコジコジさんは来ない。待ちくたびれて午前9時、二日目の旅をスタートさせる。
予定は昨日の宴席で酒の勢いで決めた九頭竜越えだ。

勝山にある福井恐竜博物館へ
あわらの街を抜け、福井北ICを目指す。R416で永平寺町を右に見て勝山市にある恐竜博物館へ向かった。近付くと森の中に銀色に輝く卵が出現する。誰でもモスラの卵と思うだろうね。

博物館駐車場 午前10時15分、福井恐竜博物館へ到着。ここまでの路肩は積雪があり周りの稜線は雪を(いだ)いていた。
駐車場に立つのはトライアンフのkato-さん。
入館口前にあった恐竜博士とともに記念写真を撮った私メです。 恐竜写真を撮る団栗村の住職さん
古代へといざなうエスカレーター 常設展示+特別展=1.210円を支払い入ると過去の世界へ(まね)くようなエスカレーターで地下へと降ります。
まるで昔のアメリカTVドラマのタイムトンネルの雰囲気ですね。
エスカレーター降り口から薄暗い通路となりますが壁面には数多くの化石が展示されてます。 通路の壁には化石が展示してある
発掘作業現場 通路の突き当たりには発掘作業現場が再現され益々興味をそそって来ます。
上に上がるとティラノザウルスがお出迎え。精巧に作られており()えながら動いています。子供連れなら大喜びするでしょうね。 動くティラノザウルス
多くの骨格標本 フラッシュ撮影は禁止なので全てOFFで撮りました。標本の骨格類はレプリカなんでしょうが見応えバッチリでした。
原始人からネアンデルタール人までの骨格標本もありその前で写真を一枚「パチリッ」。
ちと私は太めかな???。
私と骸骨どちらが男前??

雪の九頭竜を超えて白鳥町へ!

雪に覆われた道の駅九頭竜  R167で越前大野へと走りR158で道の駅九頭竜へ到着。ここまで来れば蕎麦屋はあるだろうと思ったら道の駅も閉鎖中、周りも喫茶店のみで残念。後は九頭竜湖沿いのドライブインを期待しよう。 
そうそう、ここの動く恐竜親子は冬期冬眠中らしいです。ありませんでした。
白鳥町の更科蕎麦本店へ  走り出すと雪に覆われた九頭竜ダムが眼前に迫り見物でしたね。湖沿いのドライブインはまだ閉鎖中でしたが雪景色の中を駆けるのは気持ち良かったぁ~!
中部縦貫道の無料区間を白鳥西ICまで走るが路面の余りの悪さに恐怖を覚えた。
白鳥町に美味しい蕎麦屋があるとnozaさんが案内してくれてやっと蕎麦を食べられました。 

更科定食は旨い
午後1時、すこし遅い昼食は白鳥町の商店街にある更科蕎麦(さらしなそば)本店で私は更科定食1.300円を賞味。蕎麦の食感もタレも美味しかったですね。又、食べに行きたくなりました。

 後記
帰路は道を知るロードキングnozaさんの案内で長良川対岸の県道61を走りました。この道は信号も(ほとん)ど無く快適な走行で郡上八幡ICまで走れます。
知らない道、海岸線の景色、雪の稜線、格安の温泉宿と色々なものに恵まれた楽しい旅を同行の皆さんありがとう。

おじんライダー宿旅物語Ⅱルート図

おじんライダー宿旅物語Ⅱルート図

諸費用

燃料代金 1.701円
高速代金 4.680円
食事代金 4.750円
宿代金 11.000円(バイキングでのビール代+カラオケ代)
恐竜博物館 1.210円
合計 23.341円
走行距離 一日目 220.4km 二日目 231.20km 
合計451.6km


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