団栗村の住職さんの説法コーナー百十
どもども、30度をゆうに超える暑さが続く季節になってますね。そんな季節にやっと春に行きましたキャンプ旅でございます。
拙僧の楽しみは我が荒れ寺の妖怪達との触れあいだけではありません、檀家(だんか)の皆様とそのお友達との各キャンプ地の妖怪退治・・・・いやいや、そんな事はやりたくてもできません。ライダー仲間とのキャンプ旅なんです。
最近はなぜか琵琶湖付近をうろうろする旅が続いてますが「秋のメタセコイヤを見たなら春も・・・」と琵琶湖湖岸の桜を愛でてのキャンプを開催。ちと桜の開花に間に合わなかったんですが気の合う仲間達と行って来ました。お暇なら見てよねではではご覧下さい。

HP担当 団栗村の住職さん

春、桜色を求めて琵琶湖湖岸を巡るキャンプ旅inマキノ高原!

春のマキノキャンプイラスト
ピンポーンと「熊が出ましたご注意下さい」との村内放送に「どう注意すんねん」と我々は大騒ぎ、そこへ木々をなぎ倒し国道より現れた憎き怪獣やまごん、危うし今夜の肉料理いぃ~!ところが突然高原に「くまもおぉぉぉぉ~ん」の叫ぶ声とともに正義の熊怪獣くまもんが登場。
赤いホッペは正義の印?頑張れくまもん、高原の平和を守ってくれ。なんてね。

八人のライダーが養老SAに集まった!
4月18日

カフェドクリエで朝食  琵琶湖方面に行く時は今回も名神高速の養老SAが集合場所となった。
午前7時15分に名古屋の港に近い自宅を出発、黄金IC~名古屋高速~一宮清洲線~一宮IC~名神高速~養老SAといつも通り走り8時10分にSA到着。
カフェ・ド・クリエで朝食とした。養老へ着く前に源さんはカワサキW1改+ジュピターサイドカーで友人のヤマハビラーゴ250の石さんとともに私を追い越し先着していた。 
集まったバイク  二輪車置き場には皆さんのバイクが集まっていた。画像左はゲスト参加でハーレーnozaさんの友人triさんのホンダGL1800、殆どの荷物が装備バックに収まるのは凄い。
右は我が倶楽部のこじこじさんのヤマハドラッグスター400、この満載の荷物に新しいアイテムがきっと入っているはずだ。毎回変わったものを見せてくれるので楽しみである。 

ルート説明をしてスタートします
今回は倶楽部員の皆さんの友人が三名参加、簡単に紹介し合いルート説明をしました。左端が企画担当の私こと団栗村の住職です。「まずは長浜まで高速で行きます」でスタートしました。

長浜城へ到着で散策開始だ!

長浜城駐車場   米原IC~北陸道へと入り長浜ICで降りた。市内をウロウロしたが無事に午前9時50分、長浜城に着。
名神高速の関ヶ原~米原の間は桜が落下盛んで桜吹雪の中の走行だった。広いお城の駐車場にバイクを停めて散策開始だ。駐車場の向こうにお城が見える。
駐車料金無料でした。
葉桜の並木  葉桜の並木の中を抜けて城へと向かう。城までの庭には桜並木が続き以前来た桜の時期は駐車場は満車で桜の庭には(すわ)隙間(すきま)も無かったのを思い出す。 
  長浜城をバックにして記念撮影。前に来たのは20年前かなと思うが、その時は黒壁スクエアの方を散策したっけ・・・。
入館料金400円をJAFの割引で320円で入れた。だけど、二階が整備中で回覧できなかったのだからそれも割り引いて欲しかったよね。 

天守閣からの眺め
館内は撮影禁止で残念。ただ建て直した記念館であるので木造の壮大(そうだい)さはない。天守閣から外の撮影はOKなので景色を撮りまくる。
真ん中の画像の湖へと抜ける道が湖岸道路、これからあそこを走るのだ。右の写真は景色を眺める皆さん。

桜の名所、海津大崎へ!

海津大崎駐車場  売店   長浜城を後にして湖岸道路を走る。結構、風が強くキャンプ場での設営が心配になった。
木之本でR8へ出た。賤ヶ岳(しずがたけ)トンネル手前の信号である。このトンネルも何回通った事だろう。賤ヶ岳トンネルを抜けて塩津浜の信号で左折して西浅井町の大浦から海津大崎へと右折。
湖岸沿いをゆっくりと走り海津大崎の遊覧船乗り場の駐車帯へ到着。売店の前には桜が一本だけ残っていた。私は売店でコーヒータイム。ここも桜の開花時は大渋滞の所だね。

昼食、買い出し、迷いながらもメタセコイヤ並木へ!

平和堂今津店   海津大崎からはR161へ出て左折し県道54で今津町へ。今津町にあるスーパー平和堂で昼食と買い出しをする。私の住む名古屋の片田舎と違い平和堂周りには各種店舗が建ち並び賑わっていた。
昼食はラーメン  スーパー内の食堂でラーメンで昼食としたがうどんは旨かったようだがラーメンはちょっとね・・・。昨年の秋に寄った平和堂手前のラーメン天平は「旨かったよなぁ~」と声が上がる。
食後は各自買い出しをしてスーパーを出た。 
メタセコイヤ並木   昨年の秋にもスーパーからメタセコイヤ並木へ走ったので「少しは別を回って・・・」などと欲を出したのがまずかった。
ナビに(したが)って走っていたがその内、私は誰ここはどこ状態となり皆さんを引き釣り回したあげく並木道の中間へ出た。が、方角が分からず何度も往復、いやいや申し訳ない。
やっと方角が分かったところで写真撮影とする。
並木をバックに  メタセコイヤ並木をバックに写真に収まったのはハーレーロードキングのnozaさん、秋の時は枝に葉が沢山あったが春の今回は寂しい感じだね。 
源さんとサイドカー   源さんはカワサキW1改+ジュピターサイドカーで参加です。私も40年近く前にサイドカーに乗ってましたが宿ばかり泊まってました。今思うとキャンプをあの頃にもっとやりたかったと思います。
荷物が沢山積めるしね。

マキノ高原キャンプ場へ到着、さぁ~楽しもう!

管理棟前で記念撮影
午後1時45分、マキノ高原キャンプ場の管理棟へ到着。ハーレーVロッドのhibiさんは日帰りなのでここでお別れとなりました。次回は是非一緒に楽しみましょう。
長浜~賤ヶ岳の湖沿いの強風も高原は吹いて無く、私達は前回と同じく高原サイトへ向かいました。

小高い平地へ設営  大きなテントを持ち込んだnozaさん   バイクの一部を利用して設営のtriさん  スタンダード適なIさん
   前回と同じく設営場所選びに迷いました。時計回りに高原をグルリとして台数が多いのでトイレ前の小高い平地を選びました。張って良いか管理棟へ確認して設営開始。
30㍍四方の平地で砂利が多くペグを打つのが難しい箇所もありましたがサイドスタンドが立つのは安心でしたね。皆さん、それぞれ個性のある設営方法で勉強させて貰いました。

設営完了、温泉へ行こう!

温泉へ行こう   各自、設営完了。一番時間のかかったのは相変わらず私でした。ここの高原サイトはスキー場を利用しているので日帰り温泉施設「さらさ」までは下りで徒歩5分、でも登りがねぇ~。
予報は晴なのに曇って来て一瞬ポツリとしましたが降らなかったです。
温泉玄関  温泉施設さらさ玄関です。結構車が停まってましたよ。でも館内は静かなもので、のんびりとジャグジーで疲れを取り、露天風呂では旅談義が楽しめました。
管理棟で申込時に温泉の割引券が貰えますので助かりました。 
湯上がり生ビール  入浴後のお楽しみは湯上がり生ビールです。これができるのも隣接してある温泉施設のおかげですよね。平湯、下北山スポーツ公園キャンプ場、松原湖高原キャンプ場では徒歩10分圏内に温泉施設があるので良く利用しています。
キャンプファームいなかの風にはサイトの側にお風呂があるので良いですよ。ただお風呂だけなので生ビールが頂けないのが残念かな。考えれば贅沢な話しですね。 
仲間も乾杯  仲間もやって来て生ビールで乾杯です。初めて会うライダーですが同じライダー同志、直ぐに打ち解け合って杯を交わします。 

野宴の始まりぃぃぃ~!

かんぱーぃ
午後5時、小高い平地の一角に陣取って各自BBQの用意完了で「かんぱーぃ」。ちと雲が出て来ましたが広い高原を眺めて野宴の始まりです。
ところが始まって直ぐに村内放送でピンポーン「国道に熊が出ました。ご注意下さい」・・・そんな事言ったってどないすんねん。で、宴を続けましたが、後方の林でガサガサッって音がするとパッと振り返る仲間達でした。私もビクビクでしたがね。

焚き火台で調理開始 熊の情報もどこへやら、早速火を越してBBQの準備です。スノーピークの焚き火台Sで一人BBQを楽しむのはtriさん
私はロゴスの焚き火台Lを利用してますがスノーピークのがしっかりしています。でも、ロゴスでも充分使えますのでご心配無く。
いつも灯油バーナーを使用するバルカン石さんはカートリッジとバーナーが分離形のガスバーナーでお肉を焼いていた。 やっぱりお肉だね
シューマイ作り 毎回色々なアイテムで調理を楽しませてくれるこじこじさんは、蒸し器でのシュウマイと小型炭火コンロで焼き鳥をしている。
キャンプ場でシュウマイを蒸すとは恐れ入りました。それに頂いたら「美味(うま)い」でいかんがねぇ~。
私はフライパンにアルミホイルを敷いてネギをぶつ切りにして手羽を入れて塩こしょうの味付けでまずは頂きました。
相変わらずの簡単調理です。
ネギと手羽
焚き火開始 日が傾くと同時に急に冷えて来て早めの焚き火へ点火です。芝生の保全のため自作のアルミ板を敷きました。
昨根区の秋には他に数組いたキャンパーも今回は私達だけです。
私の調理第二弾はアジの干物、最近は魚を必ず食べるようになりましたね。 アジの干物
焚き火を囲んでのお話タイム 日も落ちてからは焚き火を囲んでのお話タイムが続きます。年代が結構離れていてもフォーソングに関しては皆さん聞き入ってましたよね。
夜が更けて一人、また一人とテントへと消えて行きました。私は一人でテント内宴会を懐メロを聴きながら続けていました。

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4月19日
朝、5時頃ぐらいから皆さんゴソゴソやっていた。私は「熊あぁ~」とビビッたけどキャンプ場を散策していたようだ。午前6時、朝日が差し込むテントサイト、並ぶテントに日が当たる。
結露して濡れていた、中々乾くまではいかないけどね。

朝日の中で調理開始だ!

起床する仲間達  今日の出発予定は午前9時、早朝より皆さん朝食の準備をしています。昨日と違い青空が広がる良い天気だ。 
朝食の用意  昨夜、宴を催した場所へ集まって再びテーブルを広げます。高原の緑がとても綺麗でした。 
コーヒータイム  三々五々集まってまずはコーヒータイム。朝の空を見上げて自然の中でのコーヒーは旨い。 
朝食開始   コーヒーも飲み終わり朝食の用意。ハーレーロードキングのnozaさんは朝からお肉のオンパレード、いやいや元気の出る朝食です。
なんでも昨夜の残りとか、それでも朝から肉は・・・。
味噌汁とおにぎり  で、飲み過ぎた私と言えばしじみ70個分の味噌汁おにぎりで朝食です。はやり味噌汁とご飯はかかせませんよね。 

テントサイト

テントサイト
高台にある平坦地を利用したサイトに張りました。ここは地面もしっかりしていてバイクのサイドスタンドも立ちますから安心でした。ただ、高原サイト(ゲレンデ)の方が写真的には良いかもですね。

愛馬シャドウ  スタンド立て   我が家
我が家のテント前に停めた愛馬シャドウ750です。まだ乗り出して17年目、まだまだ乗りますよ。使う必要が無かったけどスタンド立てデビューなので使いました。軟弱なサイトには必需品になりますね。
小型タープにソロテントが私のバイクキャンプのスタイルです。  

記念撮影をして帰路へと向かいます!


テントを片付けて荷物をくくりつけ、7名揃って記念撮影。ちと逆光でしたが何とか写ってますね。午前9時に管理棟へ寄って挨拶をし何度来ても天候などで走れなかった湖岸道路を目指しました。

高原サイトを駆け下りる   高原サイトを大きく左から回り込むように管理棟へと向かう仲間達。中々こう言うところを走る機会はないですよね。
さぁー帰りましょう  皆さん次々と駆けだして行きます。荷物が満載なので無理をせずにゆっくりと高原の通用路を降りて行きます。 

走るぞ湖岸道路!
昨日走ったメタセコイヤ並木を抜け、そのまま知内川沿いを走って県道54を越えドン突きを右折。琵琶湖沿いの湖岸走行となる。地図には風車街道となっていた。
マキノサニービーチのキャンプ場を左手に見て湖岸沿いへ湖岸へとハンドルを向けて行く。
道路路沿いの並木から見える琵琶湖の眺めが素晴らしく気持ちが良い。湖西線たかしま駅付近でR161へと合流した。

給油  午前9時50分、R161の白髭神社を過ぎた所にあった給油所でガソリンを入れる。この辺りの湖沿いも雄大な琵琶湖の景色が堪能できて良い。
それと白髭神社、ちと気になる。一度寄ってみようかな。 

琵琶湖大橋を渡り対岸走行、シャーレ水ヶ浜でコーヒータイム!

シャーレ水ヶ浜でコーヒータイム。  再び湖岸へと向かいR161へと合流。琵琶湖大橋を渡るまでは渋滞となった。琵琶湖大橋は思ったより湖の眺望が効かない。渡る所に道の駅もあるので次回は寄ろうか・・・。
ホテルが立ち並ぶ野洲市を抜ける。対岸も湖沿いを走るとマイアミキャンプ場に出た。綺麗に整備され琵琶湖が一望、ここも泊まってみたいよね。 
近江八幡市に入り三叉路を左へ、長命寺を過ぎれば休憩予定の琵琶湖眺望絶景地の喫茶店シャーレ水ヶ浜着。

シャーレ水ヶ浜の眺め
以前にも来た事があるがテラス席からの眺めが抜群のお店です。ゆっくりと景色を眺めながらのコーヒータイムは良いものですよ。
対岸へと入り、ここへ来たら寒い。私は一枚インナーを着用しました。湖を見つめるビラーゴisiさんの横顔が渋い!

彦根城と城下町散策だ!

城下町へと歩く  シャーレ水ヶ浜でヤマハMT09のSさんと合流し彦根城下町へ、城下町で中々駐車場が見付からずウロウロして彦根城の桜場駐車場(バイク100円)へ停めた。
そこから歩いてまずは城下町で昼食に向かおう。 
   彦根城のお堀では遊覧船が巡っている。私達が停めた駐車場の近くに遊覧船乗り場があった。屋形船乗船場所を利用するならこの桜場駐車場が便利です。
   歩く事15分、ライダー歩く事や登る事は苦手(私だけかも・・・)、湖岸走行で冷えた体が熱くなってきた。城下町入り口に到着だ。この通り沿いには食べ物屋さんが並んでいる。通りの総称はキャッスルロードと言うそうだ。
城下町の食事処   城下町を散策すると近江牛の案内もあるが私達は比内地鶏親子丼やラーメンの写真に見せられて「比内地鶏ほっこりや」へ入店。午後1時と少し遅い昼食タイムだ。
比内地鶏親子丼とラーメンセットは1.944円   私が食べたのは比内地鶏親子丼+ラーメンセット、ちと豪華で食べきるのが苦しかった。ラーメンは薄味だが美味しく比内地鶏親子丼は絶品でした。でも次回は近江牛を食べたいね。
比内地鶏親子丼+ラーメンセットは1.944円でした。一度食べて下さいませ。

食後は彦根城へ

彦根城見学
夕方から仕事のあるヤマハドラッグスターこじこじさんを見送って食後の運動になるなと二の丸駐車場前の橋を渡って表門より彦根城へ。庭園が綺麗だと言う事でお城と玄宮園観覧券を購入。
ところが登りがきつく早々に私は「もう帰ろうよぉ~」状態。でも頑張って彦根城天守前まで行くと歓声と人だかりを発見、ゆるキャラの「ひこにゃん」がいました。凄い人気なんですよね。天守へと登りましたがその階段は狭い、きつい、怖い、落ちる・・・そんな言葉しかないものです。
これじゃー攻め込むのも大変だね。
私は途中で駐車場に戻りましたが庭の玄宮園を見学に行った仲間を待って帰路へ向かいました。

 後記
ここ続けてのマキノ高原キャンプも昨年の秋と今年の春を満喫。湖岸道路も思う存分走ったし高原でのキャンプも堪能。次回は林間サイトへでも泊まろうかと考えています。でも、広い高原は魅力的だよね。

キャンプ旅費用

燃料代金 2.136円
高速代金 5.080円
食料代金 7.990円(キャンプ買いだし分とビール代、途中の飲食代含む)
キャンプ代金 2.330円(バイク一台+大人一人+薪代+さらさ入浴代)
土産代  1.520円(養老SAでの買い物) 
長浜城入館料   320円(JAF割引利用)
彦根城入館料   600円
 彦根城駐車料金  100円
琵琶湖大橋   150円
合計 20.226円
走行距離 一日目 173.5km 二日目 191km 
合計364.5km

春のマキノ高原ルート図

マキノ高原ルート図

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マキノ高原動画
前編・マキノ高原到着から設営まで

後編・野営から翌日の彦根城下町散策へ


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