説法１３１大王崎干物買い出し一人旅

お袋もデーサービス慣れ午後４時30分まで預かって貰えるようになった。ならばと愛馬ＣＴＸに慣れる意味もあったのと「魚が食べたい」とのお袋の希望に添うべく志摩半島
へと一人旅。
国内も世界的にも新型ウイルスで大変な状態に近付きつつあるが私の貴重な精神安定剤と勝手な解釈で申し訳無い。大王崎への旅、ご覧下さい。

団栗村の住職さんの懐メロを歌う渡り鳥シリーズ52・志摩半島大王崎干物買い出し一人旅！

新しいバイクで来たのに出迎えてくれた女将さんは「食べやぁ～」とシイラの干物を焼いてくれた。塩辛くてビールに合うと私は買ってしまう。気が付けばトップケースは
干物でいっぱいになっていた。暫く匂いが取れずでしたけどね。

相変わらず重い、車庫からの出し入れは慣れたものの閉口する。お袋を送り出してから戸締まり火の用心をし午前８時40分、自宅を出た。我が村の路地を曲がる時の
停止に不安定差を露呈する年数ばかり過ぎたど素人だ。
走り出せば快適そのもので東名阪自動車道の御在所ＳＡで休憩し給油。後方の観光バス専用駐車場は一台も停まっていない。新型ウイルスの影が忍び寄る。

午前10時30分、嬉野ＰＡで休憩。
本当に交通量は少なくバイクも走っていない、こんな時にツーリング何てするなと言われそうだ。しかし、体中に抱えたストレスの解放にはバイクで風を切るのが一番だ。
缶コーヒーを飲みながら愛馬と語り合う。

	伊勢自動車道の伊勢西ＩＣで高速を降りる。今まで高速ではもう一速、高速用のギアが欲しいと感じていたが慣れ？かその加速の力強さと安定感と独特の鼓動感に満足。県道32で神路ダム沿いを走る。狭いクネクネ道はまだ馴染めないが不安は無い。右手に神路湖を眺める。志摩半島への貯水池のはずだ。
	Ｒ２６０は鵜方の町中を抜けるのに混雑、バイパスを走れば良かった。大王崎へと左折すれば交通量は極端に少なくなり、下ると波切漁港が見えて来た。
	波切漁港の奥にある干物屋街、行きつけの店干物の魚武が右手に見える。丁度女将さんが店の奥へと入って行くところだった。漁港が運営する駐車場に係員に案内され角へ駐車。「ここなら無料で良いよ」に感謝。

久し振りに合った女将さんとお喋りし干物を買い出した。各種干物を購入し始めて食べるシイラを焼いて試食させて貰う。塩辛いがビールが進む干物だ。一匹購入、
トップケースは干物でいっぱいになる。帰宅後、ケースに匂いが付いて閉口だった。

波切漁港の駐車場、以前は漁師さんの網干し場だった。いつもは係員さんに徴収されるが角なら無料は助かった。近くに魚武さんの駐車場はあるのでそちらを利用しようか。
でも、狭いところはこのバイクでは入りたく無い。
後方の建物が干物屋魚武だ。

女将さんに見送られて鵜方方面へと走る。Ｒ２６０にて鵜方手前のバイパスからパールロードへと上がり浦村にあるライダーズカフェルート750へ向かう。
予定ではお昼にカフェで食事だったんだが遅くなった。お袋のデーサービスからの帰宅時間に間に合うか心配だ。

	何度も通るパールロード、無料になってから本当に走っているよね。ライダーズカフェルート750を利用してから一気に来ている。的矢湾大橋を渡ると前方に伊勢志摩ロイヤルホテルが現れた。数年前に泊まった事がある。
	信号の無い海岸線の景色を眺めながらの走行は快適だ。ただ初めてのリッター越えの重量バイク、無理は禁物だね。麻生の浦大橋を渡り右手に浦村湾を見る。バイクで走るパールロードは快適だ。

パールロードは県道７５０なんです。なのでライダーズカフェルート750と言うんだそうだ。
南方向から来ると鋭角に二回回り込んでカフェへ上がるのだが、前の愛馬でも苦労した。初の新愛馬での登りは県道からの左折はＯＫも右折の登りでモタモタモタ、まだ慣れてないと言うよりヘタクソなんです。
倒さなくて良かったけどね。

午後１時、遅めの昼飯はカフェのエビフライ定食１．２００円。いやいや旨い絶品です。デザートを頂きながらのんびり･･･じゃない、早く帰らないとお袋がデーサービスから帰って来る。
のんびりと旅ができるのはまだまだ先の話かなぁ～！

県道７５０通称パールロード沿いにあるライダーズカフェルート750、皆さんもツーリングで途中で立ち寄り美味しいコーヒーでもどうぞ！

パールロードも鳥羽市の手前からＲ１６７になり市内では若干の混雑、駅近くから近鉄線の電車と併走。信号さえなきゃー負けなかったのになぁぁ～！

伊勢二見鳥羽ライン（無料区間だと思う）を走り伊勢ＩＣから伊勢自動車道へと入る。安濃ＳＡで給油は午後３時少し前、間に合うかと心配したものの午後３時55分に
無事自宅着。
平均９０ｋｍで走るとリッター２３．８ｋｍを記録。１００ｋｍで走っても２０ｋｍ、結構燃費は良いのとその力強い加速と鼓動感に大満足した一日だった。

後記
新型コロナウイルスの感染がどうなるか分からない時期、何とか時間ができて走る事ができたのは幸いだった。だが、今後の感染状態次第では仲間と走る事も考えないといけないかも知れない。
早く普通の生活ができる事を祈るのみである。