説法１４６・ハムステーキを食べに明宝温泉へ

蔓延防止法も解除されているある日、テレビの某番組で明宝村の特集をしていた。拙僧は般若心経を唱えながら横目でチラッと画面を観たらハムステーキを美味しく食べる
場面が写っていた。「食べたぃがねぇ～」と腹の虫が叫ぶ！
それを無視できない拙僧は休みを待って駆けだしていた。

アマチュア無線を少しは楽しむ私は明宝ハムを食べ尽くすべくハム串刺し専用フォークを背負って明宝温泉を目指した。が、食の世界を我が物にしようとする悪巧みがバレたのか明宝ハム軍団の攻撃を受けてしまった。さぁぁ～どうなる住職さん、その運命やいかに･･･。

午前８時40分、自宅をスタート。素直に行ってくれたので思ったよりも早かった。黄金から名古屋高速、一宮線で名神高速の一宮ＩＣへ、ｊｃｔより東海北陸道と走った。
一宮ＩＣ流入口では相変わらずの渋滞で汗がポタポタとあごから胸元へ流れて来る。暑い！

東海北陸道の川島ＰＡは郡上や高山方面に行く時に良く利用する所だ。着は９時40分、途中の給油時間を除けば一時間とかからない。
二輪車置き場は私だけ、今日も寂しく一人旅です。コロナ過だからなぁぁ～！

ホンダＣＴＸ１３００縦置きＶ型四気筒での高速移動は楽だし疲れない。時間制限のある現状のツーリングでは大助かりだ。
郡上八幡ＩＣ手前でお城を視認するのだが今回は確認できず。Ｒ４７２では大型ディアルパーパスバイクが私を追い越して行く。まだ重量級バイクに不慣れです。この道は通称せせらぎ街道と言われるが坂本トンネル前後辺りからがそんな感じかな･･･。

道の駅明宝を通過して走って行くと対岸に旧車が観られる喫茶店アグスタがある。時間的に寄れないのでパス、コーヒータイムを楽しんだライダーが国道に合流しようとしていた。
すぐに追い抜かれた私は一旦スキー場方面へと右折して目的の明宝温泉湯星館（ゆせいかん）へ午前11時15分着。駐車場はガラ空き。「えっやってるのぉ～」。

あんまり静かなんでバイクを停めてからヘルメットも脱がないで玄関へ確認に行きましたよ。営業中の看板がありました「ホッ」。
今回の目的は明宝ハムステーキを食べるですが、道の駅明宝でも食べられます。道の駅は何度も行っているのでもう少し走りたいなと言った感じかな。

館内に入ると薄暗い、昔に比べると何か閑散としている。レストランは午前11時30分から、温泉に入る時間は無いので待合席で待機。
お客さんは私だけ、ちと寂しいかな。

11時30分、営業中の看板が出て早速レストランゆうゆうへと入った。店内は円形状でガラス張り、山々の景色が美しい。ノンアルコールと明宝ハムステーキ１．０００円を味わう。
最近の暑さは異常だ、冷えたノンアルコールでも美味しい。生でも美味しいハムは焼かれて益々旨くなる。サラダもショキショキして美味しくご飯が旨い。自分で炊くと中々上手く炊けないんだよね。

午後12時、帰路へと向かう。のんびりしたつもりが慌てて食べたようだ。帰り道も来た時と同じ、東海北陸道の関ＳＡで休憩し自宅着は午後２時。晩飯の買い出しに車に乗り換えてスーパーへ、またいつ走れるかな･･･。

本日の走行　２３８．１ｋｍ