団栗村の住職さんの説法コーナー八十一
いやいや檀家の皆の衆、最近は我が荒れ寺もお布施が少なくなりましてなぁぁ〜、なのに我が愛馬も故障がち・・・・痛い守備でござるよなぁ〜。
でも修理しておけば安心じゃから「まっ良いかぁぁ〜」。
中日の抑えの守護神、岩瀬と同じように法力が弱くなった拙僧がまたまた愛馬ホンダシャドウ750で旅へ出ました。ではではご覧じろ。

HP担当 団栗村の住職さん

ゲゲゲの歌が迎えるキャンプファームいなかの風へ

キャンプファームいなかの風イラスト
急遽、拙僧の法力の衰えを察した旅人二人が同行となり、雨の心配もあったんじゃが旅立ちとなったのじゃ。キャンプ場では拙僧の到着を待つ森の番人達がゲゲゲの合唱で出迎えてくれたんじゃ。

雑誌アウトライダー 私が今回の旅にどうしても出たかったのはツーリングマガジン・アウトライダーと言う雑誌の昨年6月号のキャンプ場紹介の写真(左側)であった。
駒ヶ岳が一望できる野営地、この景色をどうしても見たかったのだ。がぁぁ〜天気予報の長野県地方翌日雨に予定変更と決めていたら前夜「行くぞぉぉ〜」と旅仲間よりの一言。
でぇ〜紅一点タケちゃんを交えた三名でのスタートとなったのである。

峠道を駆け上がれ下栗の里、しらびそ高原へ

5月16日
曇り空の下、集合は中央自動車道・屏風山PA。ここのカレーうどんは旨いですに。飯田ICからはR153
バイパスで三猿南信道の矢筈トンネルへ。ループ橋とトンネルが凄い。
トンネルを出て右折、上村の給油所で給油し下栗の里の案内に左折すれば目指す日本のチロル下栗の
は近い。でも道はとても厳しいよ。
松本IC〜矢筈トンネルへのルートはわかりにくいのでネットでお調べ下さい。ネットからプリントアウトした
遠山郷ロードマップで何とか行けました。
屏風山PA 矢筈トンネル R152上村 上村給油所 下栗の里案内板

天空の里より下栗村を見る

しらびそのはんば亭 信州サンセットポイント100の看板 天空の里へは獣道だ 天空の里
南アルプスエコーライン蕎麦
処はんば亭
駐車場到着。
ここにしか駐車場は無い。
はんば亭にある信州サンセット
ポイント
の看板。
はんば亭Pより片道20分かけて
天空の里まで昇る。道は段々と
狭くなるのだ。
天空の里より下栗の里を見下ろす。
素晴らしい眺めである。

天空の里展望所からの眺め
天空の里展望所とは言っても五人ほど入ればいっぱいとなる荒れ地なのでご注意を。しかし、そこから見下ろす下栗村はそれは素晴らしい眺めですよ。あの峠道を走ったのかと思うと何か感激しませんか・・・ゾッともしますが・・・。
10年余り前に来た時は宿泊まりで身軽でしたが今回はキャンプ道具満載だけに切り返して上がった箇所もありました。

しらびそ高原ハイランドしらびそへ

ハイランドしらびそ 午後1時、しらびそ高原にあるハイランドしらびそへ到着。こまでのルートはコーナーはきつく、雪解けの落石も多く慎重な走りでした。
ホテルの奥、左側ですが今は閉鎖の山荘へ30年余り前に泊まった事があります。8.000円で猪鍋料理で旨かったなぁぁ〜。
ラーメンで昼食 このホテルは日帰り入浴もでき、20年ほど前にはキャンプして温泉へ入りましたね。レストランでラーメンでお腹を満たします。
しらびそ高原は曇り空 標高1.918bにあるここでは実業団などの陸上選手が合宿してたりしましたね。昔の話ですが。
空が青空ならもっと良かったのになぁ〜。ここからは冬期閉鎖の道を抜けて地蔵峠よりR152で大鹿村へ向かいます。

キャンプファームいなかの風へ到着
大鹿村からは県道22〜59で渋川沿いを走る。この河原では採石場がいくつもあり異様な感じがする。松川からはR153で駒ヶ根方面へ向かい飯島町の手前で買い出し。ここでタケちゃんと別れて男二人はキャンプ場へ向かった。

キャンプ場に設営完了 場内にお風呂あり 船型の露天風呂 清潔な炊事場
午後4時5分、キャンプ場着。
早々にテントを設営した。
設営後はキャンプ場内にある
露天風呂へ。
船型の半露天風呂に男二人
で入ってもなぁぁ〜。向こうには
駒ヶ岳が見える。
キャンプでしか包丁を持たない
私が調理担当。とても綺麗
炊事場ですよ。
私のテントとバイク 駒ヶ岳をバックに乾杯 焼き肉セットは豪勢だ
サイトはB2、ライダーズサイトの隣に家族連れが利用していたのでスタッフの計らいで少しはなれた場所を利用。バイク1台
大人一人+協力費=1.100円は助かります。なにげなくサイドスタンド用の板切れを二枚置いて行ってくれた心遣いに
「あっ管理人さんもライダーだな」と分かりました。
中央アルプス駒ヶ岳を一望してかんぱーぃ。右のホンダシャドウ750が私の愛馬です。
同行のバルカン信さんが持つのは途中のスーパーで仕入れた焼き肉セット五人前、これを二人で食べてしまいました。
やっぱり焼き肉炭火でしょう。バルカンさんが持参した焚き火台はいつも大活躍です。大変おいしいお肉でしたがこの一週間の仕事疲れか飲んではトイレ、食べてはトイレと私は忙しいBBQでした。
こんな旨いものを食べられては一大事ですからねぇ〜。
炭火で焼く
夕暮れ迫るキャンフサイトには周りの田んぼからの蛙の大合唱が響いてました。まるでゲゲゲの歌みたいでしたよ。
奥に見えるのが管理棟です。サイトは広々していて使いやすいですが通路が砂利道で大型バイクではちと辛いものがありますね。
棚田がサイト

素晴らしき夜景

月が昇った 駒ヶ根市の夜景
日が暮れるとお月様が顔を出し、その反対側では駒ヶ根市の町の灯りが灯りました。
その灯りと駒ヶ岳を眺めてのビールはおいしかったですよ。



5月17日
雲が多いものの雨は降る気配なし、天気予報も外れたか・・・と思ってました。朝食はパンとコーヒーです。左から二つめの画像は
私の野営スタイルですが設営の仕方がマニュアルとは違ってますね。でもこれが気に入ってます。
管理棟の隣の作業場?の椅子に腰掛けてバルカンさんは天を仰いでました。作業場には手作りのサイロがあり良い雰囲気でしたね。
翌日の朝 愛用のテント 管理棟の作業場で 手作りサイロ

駒ヶ岳をバックに一枚
午前8時、管理人さんに挨拶して2日目のスタートとなる頃には青空が広がり自分の法力が戻った気がしました。これからタケちゃん駒ヶ根の光前寺で合流です。

駒ヶ根の光是時へ急げ!

タケちゃん合流 午前9時、無事に駒ヶ根のユースホステルに泊まったタケちゃんと合流しました。バイクに乗り出してこのヤマハXV400ビラーゴが2台目のバイクのタケちゃんです。
ヒカリゴケ 光前寺参道にある石垣にはヒカリゴケなるものが見られるのです。数年前に来た時は柵なんてなかったのに手が出せないようになってました。
参道を掃除していた係の方達の朝の挨拶に心が和みました。
本堂参拝 本堂にてジャランと鳴らしたらガラガラッとシャッターと扉が開いて御本尊様が現れた時はビックリでした。丁度、営業?の時間となったようです。

駒ヶ根高原散策

光前寺参拝の後は駒ヶ根高原へと向かい途中にあった湖で休憩。何人か釣りをしてましたね。 駒ヶ根高原の湖
三人でしばしの談笑タイム。タケちゃんの泊まった駒ヶ根ユースホステルは直ぐとなりにありました。 湖畔で団欒

ちょっと寄り道かんてんパパへ

伊那西広域農道で伊那市へ向かう途中でかんてんパパなるところを発見し寄り道。花と緑に覆われた敷地内
に色々なお店があり工場見学もでき、おみやげにかんてん食べ放題、お茶飲み放題もありましたよ。
かんてんパパ入り口 ガーデン 土産物 工場 伊那西広域農道

伊那でソースカツ丼が食べられずラーメン食べて権兵衛トンネルへ

給油 ラーメンだ 権兵衛トンネルへ 道の駅大桑
カツ丼専門店青い塔がお休み
でまずは給油。
午前11時10分、空腹に近くの
ラーメン店笑太でとんこつみそ
ラーメン
を食べる。
農道へ再び戻って権兵衛トン
ネル
へ。抜けたら土砂降りと雷
、慌ててカッパを着ました。
R19で道の駅大桑で休憩。雨は
上がるも再び中津川で土砂降り
に雷。
ヒカリゴケが見えるかな ステッカー

上の画像をサムネイルにしてみました。左は駒ヶ根の光前寺参道の石垣の中で光るヒカリゴケが見られます。右側はキャンプファームいなかの風で購入したステッカーを愛用のキャンプボックスに張ったところです。ちょっと大きな画像にしたかったので・・・
後記
今回は仲間のおかげで行く事ができました。いつもヘマばかりやっている私を仲間達が支えてくれます。それに甘えてこれからも失敗を繰り返すんだろうなぁぁ〜反省。
ここのキャンプ場は自然の地形を生かして生き物たちとも田畑とも共存共栄、眺めも抜群でお勧めです。スタッフの心遣いも嬉しいところですのでアウトドアが好きな皆さん、是非お出かけ下さい。ただし大型バイクで場内の砂利道はちと辛いのでお気をつけ下さい。

燃料代金 3.736円
高速代金 3.300円
食料代金 5.506円(キャンプ買いだし分とビール代含む)
キャンプ代金 1.100円(バイク一台+大人一人+清掃協力費)
土産代金 1.100円(イワシの丸干し、アジのミリン干し)
薪、石けん、ステッカー代金 980円
合計 15.722円
走行距離 一日目 243.8km 二日目 228.6km 合計 472.4km
キャンプ場へのホームページ左記バーナーをクリック下さい。


仲間がいて助けて貰ってます