団栗村の住職さんの説法コーナー九十六
いやいや、久しぶりでございます。昨年の10月に平湯へ紅葉キャンプをしてから今年に入って、雨やら体調不良やらで出かけられませんでした。
で、4月の予定が一つ中止となって空いた連休に「それー」と満開の情報飛び交う奈良県は吉野山へと目的を決めました。キャンプ地は下北山村のキャンプ場。仲間との二人旅、いかなる事になりましたやらこうご期待。

HP担当 団栗村の住職さん

懐メロを歌う渡り鳥シリーズ30・吉野千本桜と熊野灘の海岸線へ北山村キャンプ旅

下北山キャンプ旅イラスト
吉野山の桜に(みちび)かれてやって来た下北山村。吉野から下る道中は至るところ桜並木がお出迎え。キャンプ場まで来ると桜は葉桜になっていたが、ビールで私達の顔がほんのり・・・・いやいや、しっかりと桜色になってました。

御在所SAでコーヒータイムしてスタート

御在所SAで集合  湾岸道路の名港中央ICまでは自宅から15分、午前8時15分に御在所SAに着くとBMW石さんが着いていた。
スタバのコーヒーを飲みながらルートの相談をして「のんびり行きましょう」でスタート。 
伊賀PA  関JCTより名阪国道へと乗り換えると交通量は多いものの渋滞もなく最初の休憩地、伊賀PAに着。
国道沿いにき満開から散り初めの桜並木が続いていた。 
針TRSで休憩  ライダーに人気の道の駅・針TRS(テラス)に寄る。二輪車置き場の多さは他には無い。土産物店も食事処も揃っていて集合場所にも持って来いだろう。
我が部員のヒラコウさんが先週寄って休憩するなら行ってみたらと勧めてくれた。

吉野千本桜への道は大渋滞
針ICで降りてR369で榛原町へ、R370を走るとナビが右折予定の三茶屋信号で支持をしてくれた。先程までのトラックもいなくなり狭い道だが緑の木々の中を駆け抜ける。
吉野川に出ると最初の橋を左折の指示、案内がないのでと三本目の橋を左折して川を渡る。が、しばらくしたら対向車線が車の洪水、吉野山への道は通行規制で入れない。最初に左折の指示のあった橋から進入を計り、逆に行ったりしながらも吉野千本桜への道へ出た。
吉野山の途中で断念
しかし、大渋滞で目指す山頂は断念し、途中で路肩で休憩した。
写真1,BMWR1100Rで参加の石さんは見事な桜に感激です。写真2,ホンダシャドウ750で参加は団栗村の住職さんこと私です。キャンプ道具満載での山道渋滞はつらい。写真を撮って下山です。
桜を観ながらおいしい料理は夢と消えました。

スーパーで買い物をしてキャンプ場を目指せ!

スーパで買い出し完了 午後1時過ぎに吉野山から下山して見付けておいた吉野スーパーヨシストで買い出し完了。
名古屋の大手スーパーのような品揃えは難しいよね。プリン体カットのビールは無し。画像はスタート準備完了のBMW石さん
R169を走り桜並木の街道を稜線と渓谷美を堪能しながら快走。気が付けば昼食にありついていない。
道の駅杉の湯川上に入りそびれ道の駅吉野路上北山で休憩。駐車場の一角にあった食堂に入った。
バイクのおもちゃが展示してあるので多分オーナーはライダーだろう。
バイクのおもちゃ
遅い昼食タイムは焼きそば 午後2時20分、本当に遅い昼食です。キャンプまで我慢のつもりが余りの空腹に負けました。
私は焼きそば、BMW石さんはうどんで軽くお腹を満たしました。焼きそば、旨かったです。
R169の渓谷沿いの道は桜並木に囲まれて散りかけでしたが綺麗でした。
ルートは起伏もあり適度なコーナーに山々の美しい眺めに満足です。
午後3時15分、下北山村スポーツ公園キャンプ場の管理棟へ着。
キャンプ場管理棟前へ着
ダムの下のキャンプサイト キャンプサイトは池原ダムの下に広がる何か不思議な感覚の場所でした。
一番奥にもフリーサイトがありますが乗り入れ禁止なので私達は管理棟の横にある乗り入れ可能のサイトを利用。
車の出入りはゲートがありますがバイクは隣の狭い通路で出入りです。
奥飛騨の平湯と同じ方法だね。でもこちらのが直線で入場でき整地されているので安心です。
バイク専用通路へ入るBMW石さん
テントを張る石さん 管理棟横にあるフリーサイトで設営を開始。石さんはワンタッチで設営できるテントなので早い。
このテントは倶楽部内で人気があり三人が利用しているし耐水圧も高い。
設営完了した私のテントと前室用の小型タープ。これがあると雨天時でも中で調理ができます。
BMW石さんもシートを利用して前室を確保。
設営完了
きなりの湯へ入浴 設営を終え、二人でブラブラ歩いて5分程の公園施設内にある日帰り温泉きなりの湯へ入浴。
今まで入った中では最高のヌルヌル感でした。お勧めです。
他のお客さんがいたので入浴の写真がないのが残念ですが、入浴後の生ビールは最高でした。
仕事から解放されるキャンフ旅の至福の楽しみですね。
入浴後は館内のレストランで生ビール
午後5時頃より陽が傾きかけたところでキャンプの宴を始めた。食材と飲み物は各自で調達するのが基本です。
乗り入れができるサイトはやはり良いですね。
珍しい?灯油のバーナーで調理するのはBMW石さん。前回、バルブのパッキンが不調になったがヤッホーハウスさんで部品調達し修理したそうです。 野宴を楽しむ石さん

キャンプ場の夜は更ける
ダムから月が上がる
一万円もしない安いデジカメでフラッシュ禁止で夜景モードにし画質を上げて撮影。素人ですがまあまあかな。ダムの上にはお月様が顔を出してました。
ダム真下の灯りはバンガロー、若い美容師の団体さんがとても賑やかでした。若いって素晴らしいよね。



4月15日
夜中の若い子達の賑わいに石さんは寝不足気味でした。午前6時頃に片付けと朝食を済ませて海岸線へと向かいます。

モーニングコーヒーの用意をする石さん  モーニングコーヒーの用意をする石さん。海岸線に近くはないが内陸部のキャンプ場は冷え込みもみなく楽に過ごせた。 
私の朝食です  私の朝食です。コーヒーとパンですがフライパンで焼きすぎて裏側は胃の薬状態でした。

片付け終わり記念撮影
片付け完了で記念撮影をしました。BMWの後ろは管理棟兼炊事場とゴミ捨て場です。私の後ろの建物はトイレです。中に入ると反応して灯りが点くようになってました。

目指せ海岸線

二輪用通用口から出るBMW 午前8時、バイク用の通路から出て二日目の走行の始まりです。
この時、BMWの右側エンジンガードが・・・・。
R309東熊野街道は素晴らしい緑に彩られた渓谷美が堪能できました。 東熊野街道の渓谷美
鬼ヶ城駐車場着。 午前9時30分、鬼ヶ城駐車場着。初めて来たのは観光バスで17才の頃、43年も前になる。
なので駐車場も土産物屋もまったく変わってました。
遊歩道に入ると小猿がまとわりつきうっとうしい。写真を撮っていたら私の後ろの柵に乗り、こちらへ放水開始とは勘弁してよ。 鬼ヶ城で撮影、後ろに小猿が。
猿と獅子岩 人に放水をしておいて知らぬ顔の小猿、猿と獅子岩の写真が撮れたからゆるしてやろう。
数千年にもおよぶ風や波の浸食でこんな形になるんだね。海賊や難破した外国船の船員が隠れていたら赤鬼だよね。 鬼ヶ城の奇岩
崩落現場が見える 市の職員さんが遊歩道崩落現場の調査に来ていて昨年の台風で崩落後、未だに復旧できないと説明してくれた。
また鬼ヶ城の歴史に関しても教えて頂き感謝です。
散策後、小腹の空いているのが気になり今年の4月にオープンしたばかりのカフェでコーヒーとベーコン野菜ドッグのセットを頂いた。
これ旨いよ、ガラス越しに海を眺めて気分最高でした。
カフェでコーヒータイム
眺望満点のカフェ オープン間もないカフェです。海側にガラス窓があり眺めは最高です。
ツーリング雑誌アウトライダーに紹介されていたR311の海岸線を走る。
雑誌者の言う通り海岸線の美しさは筆舌に尽くしがたい。そう、見るしかないよね。途中でガソリンが予備になりそうで九鬼までは走らずR42へ出た。
R311の海岸美
昼食は尾鷲で地魚定食 尾鷲市内で給油して見付けた海鮮丼の店にて昼食。地魚定食を食したが・・・・。走り出したら魚料理のお店が次ぎ付きと現れて「しまったあー」と思ってもねぇぇ~。
R42で紀伊長島へと走る。漁港の干物屋へ向かいループ橋下の行き付けの干物屋さんでサバのみりん干しやカマスの干物を購入。
カマスが一番旨かった。
この後、紀勢大内山ICから高速に入り帰路へと着いた。午後3時55分、自宅着となる。
紀伊長島漁港の干物屋

旅の諸経費

燃料代金 3.631円
高速代金 4.370円
食料代金 10.250円(キャンプ買いだし分とビール代、途中の飲食代含む)
キャンプ代金 860円(バイク一台+大人一人)
きなりの湯 400円(500円のところ割引券100円利用)
合計 18.651円
走行距離 一日目 243.6km 二日目271.3km 
合計514.9km

吉野山、熊野キャンプルート図


吉野山、熊野キャンプルート図


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